キッチンの場所を変えるおすすめリフォーム!ポイントや注意点もご紹介!
- キッチンリフォーム
「キッチンの場所を変えたい!!」
そんな風に思ったことはありませんか?
キッチンの場所を変えたらもっと家事がしやすくなると思っている方は、意外と多いものです。
しかしながら、キッチンは排水管の問題もあり、移動は難しいと考えている方も多いのではないでしょうか?
ここでは、キッチンの場所を変えるリフォームについて詳しくご紹介いたします。
メリットやデメリット、リフォームの際の注意点もご紹介いたしますので、ぜひご参考になさってください。
キッチンの場所を変えることは可能なのか?
キッチンの場所を変えることは可能です。
しかしながら、すべてのキッチンが移動できるわけではありません。
間取りなどによって移動できるものとできないものがあります。
それでは、どのようなキッチンが移動できるのでしょうか。
具体的に、場所の移動ができるキッチンについて見ていきましょう。
移動可能なキッチンとは?
キッチンの場所移動ができるかどうかのポイントは、排水管と換気扇です。
この2つがクリアできれば、キッチンは移動できます。
具体的には、排水管の勾配をつけて水の流れをよくすることができるかどうかで、移動できるかどうかが決まります。
一軒家の場合は、排水管の問題は比較的クリアしやすいのですが、マンションの場合は、床下スペースが狭いため、排水管とキッチンの距離が遠ければ遠いほど勾配をつけることが難しくなります。
そのため、希望の場所に移動できない場合があります。
また、マンションは、ダクトやパイプが共有スペースにつながっていることが多いので、換気扇の移動も難しいケースが多々あります。
キッチンの場所を移動するメリット・デメリットとは?
「キッチンの場所が変われば、もっと家事が楽になるのに」
そんな風に思ってキッチンの場所移動を希望される方は多くいらっしゃいます。
それもメリットのひとつですよね。
ここでは、キッチンの場所を移動するメリット・デメリットについて見ていきましょう。
キッチンの場所を移動するメリット
メリットは、大きく3つあります。
ひとつは、リフォームをしたい理由のなかで最も多いとされる家事動線が改善されるという点です。
例えば、キッチンに立ちながら、子どもの宿題を見る事ができる場所だと、ストレスなく子どもに目が届きます。
洗濯物を畳んだりするランドリースペースが近ければ、お料理をしながら合間で洗濯物を畳むということもできます。
このように、キッチンの移動により家事の流れがスムーズになることは、メリットのひとつだと言えます。
もうひとつのメリットは、リフォームを機にキッチンの模様替えができるという点です。
キッチンを新しいものに交換する、キッチンの内装を変えるということも、リフォーム工事の際であれば、思い切ってできますよね。
三つ目のメリットは、家族との結びつきが強くなるという点です。
キッチンの場所が移動することによって、家族とのコミュニケーションが取りやすくなるというメリットもあります。
実際にリフォームをされた方からは、お子さまがお手伝いをしやすくなった、テレビを見ながら楽しくお料理ができるようになったなどというメリットも報告されています。
キッチンの場所を移動するデメリット
次にデメリットについて見ていきましょう。
デメリットは、大きく2つ挙げられます。
ひとつは、レイアウトを変更することによって、思わぬマイナス面が出てきてしまうという点です。
例えば、キッチンとリビングは隣同士になっていることがほとんどですが、キッチンをリビング側に移動することにより、リビングが狭くなったり、料理の音がリビングに響きやすくなったりするようになったというケースも報告されています。
キッチンのレイアウトを考える際には、あらゆる面から慎重に考えてみることが大切です。
またキッチンの場所を移動するリフォーム費用が掛かるという点もデメリットのひとつだと言えます。
キッチンの場所を移動するのみであれば、50~70万円ほどの費用ですが、壁にくっついているキッチン、いわゆるI型と呼ばれるキッチンから、アイランド型に変更する場合は、300万円ほどかかる場合もあります。
もちろんリフォーム内容や移動距離などによって金額は異なりますが、まとまったお金が必要になるということに変わりありません。
おすすめキッチンリフォーム4選!
それでは、実際にどのようなキッチンリフォームが人気なのか見ていきましょう。
キッチンの場所移動
キッチンはそのまま、場所だけを移動するリフォームです。
キッチンがあまり劣化していない場合は、リフォーム費用を抑えられるのでおすすめです。
対面型キッチンへの変更
お料理をしながら子どもも見たいという方には、対面型キッチンへの変更がおすすめです。
キッチンからリビングが見渡せるようになるので、キッチンにいながらにして家族を見守ることができます。
これまでI型キッチン(壁付キッチン)であったのであれば、そのメリットは大きいといえます。
アイランド型キッチンへの変更
お子さまやご家族と料理を楽しみたいという方は、アイランド型キッチンがおすすめです。
ただし、リビングのなかにキッチンが島のようにあるという状態なので、室内に料理の臭いが充満しやすい、床に油が飛び散りやすいなどといったデメリットがあります。
またリフォーム費用も高くなる傾向があります。
フロアの変更
キッチンのフロアを移動させるリフォームです。
これまでとライフスタイルが変わった、家族構成が変わったなどから、動線をガラッと変えたいという方におすすめです。
ただし、フロアの移動は、水道やガス、電気などの工事が別途必要になります。
そのため、工事費が高くなる傾向にあります。
キッチンの移動の際の注意点
キッチンの移動を考えている方に知って欲しいポイントをいくつかご紹介いたします。
前述で、キッチンフロアを変更するリフォームをご紹介いたしましたが、その際に注意して欲しいポイントがあります。
元あった場所の真上もしくは真下に配置することです。
これにより、配管の長さをあまり変えなくてすむので、工事費用を安く抑えることができます。
キッチン自体を取り替える場合は、グレードの検討も重要なポイントです。
多機能なもの、デザイン性のあるものに関しては、価格が高くなります。
上を見ればキリがありませんので、優先すべきポイントを決めて、妥協できるところは妥協することも必要です。
まとめ
キッチンの場所を移動するリフォームは、家族の絆を強めるためのリフォームでもあります。
リフォームにより、大きなメリットを感じることができると大きな期待を寄せている方も多いでしょう。
しかしながら、フロア移動など大がかりなリフォームになればなるほど、費用も大きくなります。
また業者によっては、取り扱っているメーカーも異なりますので、希望のメーカーがある場合には、そのメーカーの取り扱いがある業者かどうかを確認することも大切です。
キッチンは、使用頻度が高い場所であるため、不具合があると困ります。
アフターフォローがしっかりした業者を選びましょう。
これらの点に注意して、より充実したキッチンリフォームを考えてみてください。