• 自己破産するのに、任意売却する意味ってあるの？
• どうせ人手に渡るなら、手間のかかる任意売却じゃなくて競売でいいんじゃないの？

ご相談者様より、この様なお問合せを頂戴することがあります。

不動産が最終的に処分され人手に渡るという点では確かに同じですが、自己破産予定の方が任意売却をする意味はきちんとあります。

それは、“自己破産をする前”に任意売却をした方が様々な面でメリットがあるからです。
以下に主なメリットをご紹介しますので、ぜひご参考下さい。

※ご紹介するメリットは、皆さまのケースに必ずしも該当するとは限りません。詳しくはお問合せ頂き、無料相談にてご確認下さいませ。

自己破産する前に、任意売却をした方がお得な理由

その１．金銭的メリット

①破産費用が安い

自己破産には2種類あります。また、その種類は自己破産する人に資産が有るのか、資産が無いのかで変わります。

• 資産が無い→「同時廃止」・・・手続きが早く、3万円程度の費用。
• 資産が有る→「管財事件」・・・手続きが長く、50万円以上の費用。

資産を残したまま自己破産しようとすると「管財事件」となり、管財人によって資産を適正に処分してからの破産処理となります。

そのため、管財人費用の予納金(最低50万円)や弁護士への報酬等、実に50万円以上の費用が必要となります。

自己破産しようとしている人がこの費用を捻出することは現実的に厳しく、任意売却をしてから自己破産をした方がよいと言われている大きな要因です。

②引っ越し代などを捻出してもらえる

任意売却の場合、競売とは違い、立ち退きに掛かる費用や再出発費用を交渉によって捻出してもらえる場合があります。

③持ち出し費用なし

任意売却の場合、一般的な不動産売却とは違い仲介手数料などは売却金から差し引かれますので、事前にまとまったお金を用意する必要がありません。持ち出し費用等のご負担なく売却することが可能です。

その２．時間的メリット

①自己破産手続き完了までの期間が短い

先に述べたとおり、事前に任意売却を行うこと(資産なしの状態)で自己破産手続きを行うと「同時廃止」となります。

「同時廃止」の場合、手続きが申し立てから約3か月で終了し、さらに通常で約3か月後に免責決定となります。

対して、資産を持ったまま自己破産する「管財事件」の場合、少なくとも申し立てから1年以上の期間が掛かるのが通常です。

②引っ越し(引渡し)時期を相談できる

任意売却の場合、一般の不動産売却同様、買主と相談して引き渡し日を決定します。
つまり、引っ越し先が決まるまで待ってほしい等、ある程度の希望を聞いてもらったり調整が可能です。

対して、任意売却の場合、裁判所主導となりますのでこちらの都合に関係なく、強制的に明け渡しの日程が決められます。

その３．精神的メリット

任意売却の場合、一般的には通常の売却と見分けがつきません。つまり、近隣からは通常の引っ越し同様に見えます。

対して競売の場合、裁判所によって自宅の写真(外観・内観)や所在、滞納額や物件調査時の経緯などまでもが競売という事実と共に広く公示されてしまいます。
競売の事実や生活中の部屋内写真といった内情が近隣の方へ知れ渡ってしまうのは、ただでさえ精神的に苦しい思いをしている最中に、更なる苦痛となることは明白です。

まとめ

以上の理由から、不動産(ご自宅)を所有していて自己破産をお考えの方は、弁護士や司法書士の先生へご相談される前にルアーチ任意売却安心相談所へご相談ください。

面倒だからといって競売を待っていると、さらなる損失や、後々もっと面倒なことになりかねないので、くれぐれもご注意ください。

人は、誰でも、いつからでも、変わることが出来ます。
ただ、わからない事だらけだと、もちろん不安でいっぱいだと思います。
正しい情報がなければ、最善の判断も出来ないでしょう。

そんな時に、ルアーチ任意売却安心相談所の無料相談をご活用下さい。

あなたの疑問点に対し、専門家による情報提供やアドバイスでひとつひとつ丁寧に、クリアにしていくお手伝いを致いたします。

そしてご納得頂いたうえで、問題解決のパートナーとしてあなたのお役に立てましたら幸いです。

ルアーチ任意売却安心相談所では、任意売却20年以上のベテランや自身が競売経験者という経験豊富な相談員が揃（そろ）っています。

ご相談は無料ですので、まずはお気軽にご相談下さい。